古代から中世へと語り継がれた“天球の音楽（Musica Universalis）”。
宇宙を巡る星々がそれぞれ固有の音を放ち、目には見えない調和を奏でている——そんな思想です。

哲学者ピタゴラスは、惑星や天体が軌道を進むときに音（振動）が生じ、宇宙全体がひとつの壮大な音楽を奏でていると考えました。

現代ではありえない空想かもしれない。
けれど、そのロマンと神秘、そして自由な想像力は、今の私たちにも必要な感覚だと思います。

この“架空の旋律”を、デザインに落とし込みました。
中心に輝く星、その響きを受けとめるように周囲で静かに光る真珠や天然石。

ジュエリーという無音の器に、かつて人々が聴こうとした宇宙の音をそっと封じたシリーズです。

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A star at the center—
surrounded by pearls and gems, resonating in silence.

Inspired by the ancient idea of Musica Universalis,
the "music of the spheres"—a harmony once believed to echo across the cosmos.

Philosopher Pythagoras imagined planets singing as they moved through space.
Though impossible by today’s science, the poetry of the concept remains.

This piece is a vessel for that unheard music—
a quiet tribute to harmony, imagination, and the infinite.